伊勢型紙は 藩の産業として発展しました。 古い時代から布を染める為の道具です。 材質は美濃和紙に柿渋を塗り、裂けないように数枚重ねて貼りました物です。 柿渋を「型切り職人」が刻み型紙を仕上げ、問屋から日本中の染め屋に販売していました。 明治時代になると型紙のデザイン性は外国からも高く評価されて、浮世絵と共にジャポニズムにつながって行きました。 型紙は決して古いデザインではありません。 この品物は大事に何回も使用され、その後は染め屋の蔵などに保存されました。 額に入れて飾ったり、灯りのシェードにしたり、 面白い使い方があると思います。 鯉のエラ、打ち出の小槌に傷があります。 横　約41センチ 縦　約24センチ 古い時代に使用された品物です 使用された型紙には、糊の跡、皺、傷などがある物があり、写真を良くご覧いただき、経年劣化の状態をご理解した上で、ご購入をお願い致します。