伊谷賢蔵の「山陰の海 浦富海岸」(1942年)真作です。 作品寸：24.3×33.4cm4号 額寸：47.5×55.5cm 浦富の海岸線の特徴を上手く表現した力作、伊谷作品のなかでも、傑作に値する作品です。サイズも4号ですので、飾りやすいサイズで重宝します。作品状態も経年による汚れやヤケ、左奥岩部分に絵具剥離が若干ありますが、状態は悪くなく美品かと思います。 額もイタミはありますが、当時のオリジナル額ですので、作品に非常にマッチし趣きある仕上がりとなっています。(ガラスは入っていませんので、必要であればアクリル板などをお入れくださぃ。個人的には今のままで良いかと思いますが。) ※状態は、画像にてご確認くださいませ。 伊谷ファン、山陰地方(鳥取県東部から兵庫県北部)の地元の方にはオススメの作品です。宜しくお願い致します。 伊谷賢蔵 美術年鑑 2015年 物故欄掲載 評価額 1号につき 45万円 1902-1970 行動美術協会々員、鳥取県鳥取市生まれ、1924年京都工芸高等学校図案科卒業、更に洋画研究を志し、関西美術院に学んだ、二科会出品、同会々員となったが戦後行動美術協会を設立し、晩年 まで同会で活動をつづけていた、1931年 二科展にて二科賞、なお、1939年~1943年の間、大同石仏を初め、古美術、風物・祝祭を研究、制作のため毎年華北に旅行した、1952年より1965年まで京都学芸大(現教育大)西洋画科主任教授をつとめ、更に新設の精華短大の美術科主任教授となった