アレッサンドロ　ロカ クラッシックギター 知っている限りですが、1世はトーレスと同時期、同地域の製作者です。トーレスの初期型に似たフォルムと感じます。 制作年不明ですが20世紀初めごろの制作と思われます。(それより前にの可能性もあります)工房は1950年代頃まであったようなので1世の作かどうかはわかりません。オリジナルのラベルが残っています。制作年などの記載はありません。 弦長約660mm(ちょっと長め) ナット幅53mm ボディ長さ475mm 幅最大340mm (小ぶりなボディです) トップ松(推定) その他は不明です。よくある定番の素材では無さそうです。 ブリッジに鼈甲が使われています。ロゼッタは寄せ木細工です。 バインディングは木製。 マシンヘッドオリジナルで高級品ではありません。ネックはスペイン式と思われます(スペイン製)。全体の作りは日本製のように表面的に丁寧な感じではなく少し荒削りなイメージです。全単板です。塗装は多分オイルニス(セラックやラッカーなどではないようです)接着は全てニカワのようです。 弦高12fで3mmぐらい フレットは真鍮製でオリジナル、仕上げはヤスリ目が残り減りは少なそうです(すり合わせ調整していません) ネックは太めです。 10数年前にアメリカから輸入し調整仕上げました。板に割れは見当たらずネックの状態も良いのでほぼ問題なさそうです。 現状で全てのフレットで音が出てふつうに演奏できると思います。 説明内容は概ね合ってると思いますが推測も多いです。音は言葉では言い表せず説明しても人により感じ方は違うのであえて言及しません。 大変珍しく古く貴重なコレクションの放出です。 試奏などは不可。商品の性質上いかなる場合もクレーム、返品には応じられません。過去にオークションなどで多数ギターの販売実績があります。冷やかし、嫌がらせ、神経質直接お会いしてのトラブルが非常に多く困惑して販売を見合わせていました。 たとえ後に問題がでてもナット、ブリッジの調整などちょっとしたリペアで演奏ができるレベルの商品で、致命的なネック起き、反り、大きな板割れ、などが現状ありませんのでリペアに出して調整、またある程度ご自身で調整出来る方、などのご購入をお願いします。発送用のハードケースあります(形は合っていません)弦は試奏用です。