次男が生まれた際に、広島の呉服屋が開催する作家展にて仕立てて頂いた特注のお着物です。 特注サイズの蔦の家紋が入っています。 普通より大きいサイズで高貴さがあります✾ 長男と同様に、兜や虎、鷲や龍などの男の子らしいデザインではなく、平和や希望を願い、人々の心を温かく包みこむような壮大な男の子になって欲しいと願いを込めて、渓仙の《波に日の出図》のめでたい大自然がダイナミックに描かれたデザインにしました。 鶴も美しく羽ばたいています。 波の部分は印刷では出せない、手描きならではの凹凸や質感の違いがあります。 オレンジ✕パープル✕ブルーの配色が印象的です。 お写真では分かりづらいのですが、日の出の部分は金彩が所々に繊細に縫い込まれていて、キラキラと海に反射する日の光の表現が非常に美しいです。 こちらもお宮参りに行った際や、写真館の方にも沢山褒められたお着物です。 五歳のお祝いまで長く使って頂けます。 毎年風通しをしてお手入れをしておりましたので綺麗な状態ですが、目立たない箇所に小さな薄色の汚れがある部分もありました。 中は綺麗です◎ 全体的には綺麗な状態だと個人的に思っております。 気に入って頂ける方にお譲り致します。 ◆着物長襦袢セットの定価　250000円 ◆特注サイズ家紋入り　 【冨田 溪仙】 （とみた けいせん、1879年 - 1936年） 明治から昭和初期に活躍した日本画家。福岡県博多に生まれる 初め狩野派、四条派に学んだが、それに飽きたらず、仏画、禅画、南画、更には西洋の表現主義を取り入れ、デフォルメの効いた自在で奔放な作風を開いた。 狩野派を学んだ後、京都に出て四条派の都路華香に師事。のち仙厓義梵、富岡鉄斎に傾倒。各地を旅し幅広い研鑽を積む。横山大観にみとめられ、1915年（大正4年）日本美術院同人。 1935年（昭和10年）帝国美術院の改革に伴い会員となる 【蔦紋】 蔦は「伝う」の意味を持つことから、蔦紋は家系が末永く伝わり続けることを願った家紋。 そのため、武家で使用されることが多く、戦国武将「松永久秀」（まつながひさひで）や「藤堂高虎」（とうどうたかとら）が使用していたことでも知られます。 また、図柄も多いことなどから「十大家紋」「十大紋」などと呼ばれることがあります。