「カンチョン」符令の「カン」はタイ語で「防止」や「保護」を意味し、「チョン」は中国語の「沖」に由来します。この「沖」は特に「沖太岁」（日本でいう厄年に相当）の意味を持っています。符令の表面には道教の「八卦吞口」が描かれ、身を守り邪気を払い、運気を好転させる力があるとされています。裏面には家宅の守護に関する符文と経文が刻まれ、厄除けや運気向上、呪術や邪気の浄化、霊的存在からの保護が期待されています。 「カンチョン」はタイで多くの人々に信頼されているお守りで、本命年（厄年）や運気が低迷している時に特に効果を発揮するとされています。厄年でなくても、身に着けることで運気が徐々に良くなると信じられています。 「カンチョン」という名前は、身に着ける人を保護し、不運や邪気から守ることで平安を保ち、運気を向上させるという意味を持っています。また、符令に刻まれた「元亨利贞」の文字は、『易経』の乾卦（第一卦）の卦辞に由来します。「元」は創造や始まりを、「亨」は通達や順調を、「利」は発展に適することを、「贞」は堅固で揺るぎないことを表しています。その他の図形や文字も道教文化が深く反映されています。 この符令を制作したのは、タイ中部サムットソンクラーム県のワット・チュラマニー寺院の住職であるルアンポーイット師です。彼はタイの第一法「タオウェスアン」の伝承を受け継ぎ、「カンチョン」を非常に特別な聖なる物として制作しました。この符令を身に着けることで、天の神々の守護を受け、無事平安を保ち、家宅の風水を向上させ、願い事の成就を助け、邪気や悪霊を遠ざけると信じられています。 クルエンラン類プラクルアンには禁忌がなく、腰につけたり、キーホルダーにつけたりすることができます。 ルアンポーイット 仏暦2565年(西暦2022年) 銀ケース #仏道coco プラクルアン 開運 厄除け 守護 保護 魔除け お守り