中場信次さんの作品です。 20年ぐらい前に国立新美術館の近くの小さな画廊での個展で購入しました。 男性のワイシャツのカフスをイメージしての作品らしいです。 身近にあふれている材料で素材の価値に関わらず全て平等に扱う事で秘めたる美しさをひきだすことかできるとお聞きした事があります。 詳しくはありませんが、アルミに銀めっきされている物と思います。この形を拝見した時、全く何なのか？想像だにできなかったですが、いつも個展の時スタッフの一人として画廊にいらっしゃる奥さまに説明を受けたのを覚えています。 斬新な形に惹かれ購入しました。 真冬にブーツ履いてブラックとかのざっくりしたハイネックのロングワンピースの袖口から、作品の半分ぐらいをのぞかせての利用しか出来ず今日に至りますが、冬に鮮明な銀の色が映えて、それはそれでありで！と当方なりに楽しんでいました。 以外に見た目以上にシンプルに使えると思います。スッと腕に馴染み遊び心で楽しんでいました。 中場さんは、世界的ジュエリー作家さんです。色々な材で作品作りされていますが、カメオのモチーフ他、数点がボストン美術館に展示されていた経緯があります。 中場さんの独自の美意識や世界観、素材感を合わせ持っている作品だと思います。 一応フリーサイズにちかいと思うのですが 長さ11cm 口径5.8cm 手首15〜17cm どなたか中場さんの世界観を気に入って下さる方、宜しくお願い致します。 18枚目のこのカメオのお写真の中に実際にボストン美術館に展示された作品があるかどうかはわかりません。 最後のお写真は中場さんの個展風景です。 懐かしく、拝見させて頂いております。