●新品販売価格 236,500円 ●鈴甲子雄山作・鎌倉時代 色々威長鍬形 正絹威立兜 この飾兜は、伝統的な兜のなかでも特に格式高い長鍬形を採用した五月人形です。威風堂々とした長い鍬形（前方に突き出た部分）は、戦国の武将が好んだデザインで、勇ましさと威厳を象徴しています。四段の黒小札を赤糸で威した兜は、伝統的な手法で丁寧に仕上げられ、職人の卓越した技と美意識が表現されています。 兜は梯形鉄板を鋲で留めて円球の鉢を作り上げる伝統的な「矧合わせ兜鉢」製法で作られ、覆輪仕上げによって端部を美しく処理しています。真鍮製の鍬形には金メッキが施され、豪華絢爛な輝きを放ちます。 本作品は、天然漆100%、正絹（シルク100%）、合金に金メッキを施した最高級の素材のみを使用し、伝統工芸品としての価値と品格を保っています。装飾部分の組紐や縅糸にも正絹を使用し、細部の金具装飾にも細心の注意が払われており、中央には赤い宝珠が配され、金色の家紋が美しく輝いています。兜の吹き返し部分は紺色の布地が用いられ、上品な雰囲気を演出しています。 ●収納箱を飾り台としてディスプレイ 収納台は漆塗仕上げ、兜と袱紗を収納できる実用的な設計となっています。台座の前面には金色の装飾が施され、高級感を引き立てています。龍と虎が描かれた勇壮な屏風と組み合わせることで、より一層格式高い雰囲気を醸し出しています。 ●サイズと保管状態 サイズは幅33.0cm×奥行33.0cm×高さ51.0cm、重量約2.5kgと、飾りやすいコンパクトさながら存在感のある大きさです。大切に保管してきたため、汚れやキズはほとんどなく、美しい状態を保っています。拡大写真でご確認いただけるように、金具の輝きも失われることなく、美しい状態で保存されています。 ●鈴甲子雄山について 製作者の鈴甲子雄山は、創業100余年の伝統ある工房で、初代「雄山」鈴木甲子八から受け継いだ「本物」の知識・技術を継承する名門です。現在は四代目が継いでおり、全国新作節句人形コンクールで内閣総理大臣特別賞を受賞するなど、その技術と芸術性は高く評価されています。一流の職人による手作業で丁寧に仕上げられた兜は、次世代に繋げる価値ある逸品です。 ※緩衝材を入れて丁寧に梱包し、発送いたします。 ※詳細は写真にてご確認ください。ご不明点はお気軽にお問い合わせください。