由緒あるマイセンに次ぐ、ドイツで２番目に古い窯、ヘキスト。 下絵無しの手描きで伝統を守る、[幻の名窯]と呼ばれるヘキストのデミタスカップ&ソーサーです。 カップには色の濃淡で立体感を出した可憐な花と、ゴールドで葉が描かれています。 ソーサーは少し反り上がった形状のシンプルな白。 カップもソーサーもゴールドで縁取りがされています。 バックスタンプにはヘキストの印と手描きした人の番号だと思われるものが記入されています。 色をひとつ描く毎に焼成し、また色を描いていくので、おそらく、花を描いた人と 葉の部分を描いた人は別の職人で、数種類の番号が入っているのだと思います。 手間暇を惜しまず、素晴らしい職人達が作り上げた名品です。 サイズ▪️カップ径5cm、高さ5.5cm▪️ソーサー径10.7cm、高さ2cm バックスタンプから結構古いものであると思われますが、少しスレのある程度の美品です。 写真でご覧下さい。 マイセンのブランド名で出品していますが、ヘキスト社のお品物です。 他にも素敵な食器を出品しています。 #リサ食器ページ ▪️ヘキスト▪️ マイセンの厳しい環境下に耐え切れず脱走（!）した、レーベン・フィングが1746年に設立した窯。 ドイツ、フランクフルトに工房を構えています。 ヘキストの特徴は、主に受注生産で量産品は存在しません。 高い技術を誇る絵付師たちが1つ1つ下絵も行わず、フリーハンドで描き、 様々な色を使った場合は一度では焼成できず、6～7回も焼成を行うため量産が不可能なのです。 こういった事からヘキストは「幻の名窯」とも呼ばれています。 #ハンドペイント #ヴィンテージ #希少 #コレクターズ #陶磁器