この出刃庖丁は「左利き」の刃物です。 普通は右利き用が多いのですが、数少ない「左利き」用です。 無理をして左利きの方が右利き用の刃物を扱うに比べ使い易い道具です。 喜多見二見屋さんが、終活で残していた道具です、無理して入手しました。 二丁は小型です。 作　　新潟三条の打ち刃物の名手　　 　　　「守次作」です。 鋼は「安来鋼の青紙」最高の鋼。 刃渡　145ミリ 　　全長　　240ミリ 　　刃渡　　145ミリ 　　刃幅　　　40ミリ 刃渡　110ミリ　　 　　全長　　230ミリ 　　刃渡　　110ミリ 　　刃幅　　　37ミリ 安来鋼は、古来のタタラ製鉄を日立金属が苦心の末に完成した製鉄、 高級な鋼本鍛え「青紙」が使われています。 喜多見二見屋さんは近々店をたたみます。ご主人に懇願して入手、 値札は 145ミリ　13000円 110ミリ　12000円　です。