NO.378 ⭕️雨端硯　11代雨宮静軒　富士に祥雲彫刻、木製蓋付 ⭕️女性好み作品 [1] 縦　153mm(木製蓋129mm) [2] 横　92mm(木製蓋91mm) [3] 厚み　25mm 重さ　839g [4] 作硯者　甲斐雨端硯本舗　雨端11代雨宮静軒　(サインはありませんが、長年の知見より) [5] 彫刻サイン　健康保険十年健康賞 [6] 箱　別漆木箱(蓋に千年鶴二羽を漆蒔絵、187mm✖️136mm✖️52mm)(①天機硯記と②静軒近作雨端硯の栞写しがあります。黄色い布付き。) [7] 程度　目立ったキズや汚れは見られません。硯陰に経年のスレが見られます。 [8] 形状　彫刻入り長方研(縁上部には富士に祥雲が彫刻されています。) ◉作品 長方研に硯縁上側に彫刻されています。 丘と海には、雨端石の石紋が左側から右へ真横に流れる様に綺麗に現れています。 硯縁左右真ん中には、一個ずつ黄土色の 小さい石紋があります。 硯陰の真ん中には、静軒匠による文字彫刻が深く見事に掘り上げられています。 縁内側のヘリに指腹を当てると、匠の技量が分かるシャープさを感じます。 ◉大きさと見事な彫刻が女性好み作品と言えます。お手頃価格としました。 ◉名工　雨端11代雨宮静軒匠(1892〜1973) 東京美術学校で、日本画の巨匠竹内栖鳳に図案を学んでおり、日本工芸会鑑査員となった知る人ぞ知る美術工芸の日本を代表する匠で、名品を数多く世に残しています。 ※静軒匠自身のサイン入り作品と、その特徴であるデザイン意匠及び彫刻と彫刻文字の出来栄え等を比較しました。 長年の知見と総合的に判断して雨宮静軒作品とみます。どうぞ、ご自身で確認下さい。 ⭕️神経質な方はご遠慮下さい。 ◉参考 　紫雲硯　雄勝硯　唐龍斉　遠藤盛行　雨畑硯　峯硯　雨端硯　雨宮静軒　弥兵衛　龍渓硯　鍋倉龍渓　高田硯　諸鹿石硯　鳳来寺硯　鳳山　若田硯　高島硯　小久慈硯　土佐硯　那智黒硯　紅渓硯　羊堂　赤間硯　卓司　信夫　丁斉　陽一　唯石　昭竜山　玉池軒　玉峯　 ※画像にて十分ご確認ください。 ※私のプロフィールを一読ください。 ※私の今迄に掲示した作品をご覧下さい。(他70点程あります。)