横巾24.5センチ 奥行21.5センチ 高さ11センチ 白塗りの下地に群青で遠山を描いた衝重（台部を三方宝珠形にくり抜くので三宝とも）です。 台の部分を三方あけると三方、 四方をあけると四方、 あけないものを供餐と呼ぶそうです。 『蒹葭堂雑録』によれば、 「有職の方には遠山は書かず、若松あるいは松に鶴、錦花鳥、四季の花等なり、尤衝重と言うは、急の設えに筥の蓋を仰むけてのせ用いしゆえに、つい重ねたるというよりして、衝重とはいうよし…」 とあり、 この遠山を描いたものはお茶の世界で熨斗台、正月の設えなどに用いたとしています。今なら鏡餅の台に最適です。 スレやシミ、小アタリがあるので少し時代があがりそうです。 古物です。画像にてご確認くださいませ。ノークレームノーリターンでお願いいたします。