1959-1960頃製造のヴィンテージOMEGA。 生活防水を備えた時計の先駆けとして 長い歴史を持つSeamaster。 初期型の系譜を受け継ぐ30mmキャリバーを 搭載するクラシック・シーマスター。 その中でも特殊で大型な外装を備えた 通称”ランチェロケース”。 幻の時計と呼ばれる OMEGA RANCHEROと共用のケースを 採用し、大型で迫力ある外観が特徴。 図太くがっちりとしたケースは Seamasterとしては異質な独特の 迫力を醸し出しています。 基本的なスペックはRAANCHROと 同等と言って差し支えありません。 文字盤は全体が美しく退色し、 ザ・ヴィンテージともいえる表情に変貌。 ボディのメッキの薄れも表情にマッチした 退廃的で儚い美しさに包まれています。 裏蓋はランチェロケース特有の スナップバック＝圧入式。 ムーブメント＝機械はオメガの 30mmキャリバーシリーズで名機中の名機 に数えられるセンターセコンドの Cal.285。 最後期かつ最も煮詰められた設計ともいわれ 非常にバランスよく纏まっています。